ヒーリング実践Day3

 

前回までの復習

 

気功技術はシンプルでかなり単純です。
「Rゆらぎ」の定義:内部表現の書き換え でしたね。

意識に上げるときに、必ずモーダルチャネルを変えて提示されてしまいます。
触覚を視覚に変えて、言語に変えてなど、必ずモーダルチャネルを変えて提示されます。

Rゆらぎ=意識に上げること
気功=意識にあげること

手のひらは、最も優れた脳の出先気管です。

手のひらの開発をすることで脳が開発され、通常何もないように思えるところにある情報を掴み取れるようになります。

気功は脳なので、脳が開発されると気功が上達します。まずは手のひらの感覚を繰り返し感じましょう。

最初のうちは熱感を感じられるまでに、1分、30秒と時間がかかるかもしれませんが、繰り返すうちに時間が短くなってきます。
「開運体」とマントラをしてから5秒で熱感を感じられるようになる事を目標にしてみてください。

ヒーラーの感覚
意識に上ったもの、意識されたものが「気」です。
その頂点になるのがRゆらぎです。

Rゆらぎ(意識に上げる)

手を重ねる(熱感、指先まで意識にあげると湿気感などが出てくる)

気の玉

結界・封入・浄化

トップを押さえれば下にあるものを潜在的に抑えられるので、
全技術を手に入れることに繋がります。

ゴールが設定されることで技術が召喚され、使うことができます。

熱感や湿気感が意識に上がってくることがヒーラーとしての感覚です。

 

開運体

ここでは開運の定義を心と体の健康としています。

①開運体の基本
運のない人というのは、常に不満があったり、体に異常をきたしていたり、心身ともにボロボロなのですが
運のある人というのは、心身ともに健康です。
そのため、開運の根底の概念は心身の正常化(健康)になります。

開運体という気功技術は、ゴールを意識しなくても召喚される特殊な技術です。
なぜかというと、”健康”は人の基本的欲求として、
ステイタスクオ(現状)の最適化があるからです。誰もが持っている自己保存の欲求があるともいえます。

※コーチング理論のゴールとしては、健康は現状の中ですが、健康は外せないゴールになります。

「開運体」の気功技術には...
・情報身体を拡大する大周天・クンダリーニ
・表情筋の書き換え(笑う門に福来たる)
・健康(腸内常在菌の活性化、体温上昇)
・体の歪みを取る骨・筋肉の書き換え
・対人関係を良好にする
・人望を集める
・運に気づけるようになる
・運に繋がる情報を読み解けるようになる
etc…
※マイナスな技術以外は全て入っています

②トリガーと発火
両手を合わせ「開運体」とマントラします。
熱感、湿気感、額の圧迫感などのフィードバックがあったら完了です。

使えているか、効果があるだろうかと考えるのではなく、正しくフィードバックが取れているか、フィードバックが意識に上っているかが最重要事項です。

まずは自ヒーリーを行い、フィードバックを取ることを繰り返していきましょう。

発火した感覚を脳がインプットすると、労宮のツボ刺激+「開運体」とマントラでも発火できるようになります。

③実践法
朝・晩 設定したゴール唱えて開運体を発火

開運体を使って、医療施術を行うことも十分可能ですが、ゴールを軽やかに達成するために作られた気功技術です。

朝起きたら設定したゴールを読み上げ、達成された臨場感に浸り、表情筋を使ってニコッとし「開運体」とマントラしましょう。
夜寝る前に行うのも効果的です。

私たちはドーパミンを放出するために生きていると提唱している脳科学者がいるのですが、
脳はドーパミンが出る出来事に対して力を注ぐので、
ゴールの臨場感を高めて開運体を発火することで、ドーパミンが前頭前皮質に発生します。

すると脳は、「この場面になるとドーパミンが放出されるんだな」と錯覚するので、努力せずとも勝手にゴール側に移行していきます。

例えば「今よりもっとスリムになって、活き活きした生活を送っている」がゴールで、臨場感を高めて想像し、開運体を発火したとします。
すると脳は、普段の食事で早めに満腹中枢を調整して、いつもより早く満腹を感じるようになります。
これが努力せずとも…という感覚です。

朝晩の他に、特にゴールの臨場感を意識しなくてもいいので、気がついたときに手軽に発火してみましょう。
やらなくちゃというのではなく、遊び感覚で習得していくことが最も近道です。
好奇心を持って取り組んでみてください。

ゴールはより具体的で刺激的なもののほうが強烈に作動するのは事実ですし、ほかの気功技術も同じ考え方ですので覚えておいてくださいね。

 

◾️気功施術の注意点

①ゴール設定
現在の状況が改善したらどうなりたいか、クライアント以上に術者が心から信じ、強く願うことで、改善するための情報や方法が見えてきます。
難病や、医学では完治できないことも同様で、全て完全に改善するとは申しませんが、ゴール設定によって必要な情報が見え出すので、その情報を頼りに施術していくことが大切です。

②ビフォー、アフターのフィードバックを確実に取る
施術前の状態と施術後の状態を、客観的に取ることを積み重ねることで、ヒーラーとしての脳が開発されていきます。

③誰に対して気功を使うか
はじめのうちは自分、家族、友人など身近な人へのヒーリングを行うと思いますが、自分に近い人へのヒーリングは効きにくいものです。

なぜかというと、Jane Jacobs(ジェイン ジェイコブス)
1916–2006ペンシルベニア州生まれ 都市活動家、都市研究家、ジャーナリスト
が言うところの統治の倫理空間にありますが、関係性がすでに築かれているためです。

◆統治の倫理空間
・自分
・家族
・友人
・組織の中(ヒエラルキー=不平等、人間関係がフェアじゃない、フラットじゃない)
すでに関係性が作られているため、気功ヒーリングが効きにくい。
暴力つきもの(DV、パワハラ)

◆市場の倫理空間
関係性が薄くフラットでフェアな関係。
暴力はない
気功の書き換えしやすい。
お金をいただきプロとして活動した方が効果を実感しやすい。

ですが、お金をいただくのには一歩を踏み出しにくい場合、先ずは平等性を保ちやすいセルフヒーリングをどんどん行っていきましょう。

 

美肌クリーム

美肌クリームは、美容係の技術がぎっしりつまった気功技術になります。
この気功技術を利用することで、美容関係のヒーリングが網羅できるほど、幅広く優れた技術です。
初心者でも使いやすく、ベテランも使っている技術です。

①美肌クリームとは
美容関係のヒーリングが網羅されている
・美容整形
・美白
などの技術が入っています。

たくさん発火し、全部の技術を流すようにすれば大丈夫です。
先生の記憶も全て伝授されてる
ゴールを設定すると自動で記憶が召喚されます。

②発火方法
両手を合わせ「美肌クリーム」とマントラします。
熱くなり、しっとり→じっとり→もっちり

美容系の書き換えは一気に走らず、まろやかに変化していきます。
(へんさ、好転反応が一気に襲ってくるから)

慣れてくると体の様々なところに変化を実感することができます。(肩や後頭骨の筋肉が緩んだり)
体が緩んでるのを積極的に確認せずに、緩んでるなと意識にあげ、受動的に感じれば大丈夫です。
フィードバックは手のひらの熱感で取っていきましょう。

③理論
湿潤療法の歴史は古く、1940年代に確立され、アメリカ軍で使われていました。
傷ややけどにも効果的で、医療機関でも取り入れられています。
水絆創膏や、ワセリンを塗ってラップするなど広まっているのでご存知かもしれません。

皮膚の表面は乾いている状態であり、角質(死んだ細胞)です。

また、傷ができると乾燥して、痛みや感染を引き起こすため、湿った状態を保ちましょうという考え方になります。

この考え方を基本としているのが美肌クリームという気功技術です。

④構成要素
1)常在菌(皮膚常在菌、腸内常在菌など)
ゲノムの研究では体細胞より細菌のほうが運動に関わってると言われてお
り、私達は菌と共生していると言えます。
2)物理的身体(骨、筋肉、神経など)
3)情報的身体(チャクラ、丹田、大周天、クンダリーニなど)

美肌クリームはこの3つの要素のLUBをとる形で作られています。
LUB(リーストアッパーバウンド)≒最小公倍数
A技術とB技術の気功技術の最短の共通事項をくっつけたイメージです。

⑤ヒーリング中の使い方
美肌クリームは応用範囲がとても広い気功技術です。
両手を合わせて「美肌クリーム」とマントラし、手の熱感をじっくり感じます。

対面での施術も遠隔での施術も、考え方は一緒です。(遠隔が苦手な場合は経験不足なだけです)

例)クライアントの両手に、施術者の両手を置いて労宮のツボから流し、筋肉が緩むことを感じます。
※遠隔の場合も同様に、臨場感空間に作り出す(イメージする)
マッサージしながら美肌クリームを流すことも可能です。

慣れたら、労宮を刺激して、マントラでも発火できるようになります。

★美容関係の施術方法
きれいな顔とは、表情が豊かで、顔の情報量が多い人を指します。
抽象度=IQ(IQは顕著に表情に現れる)
非常に高いレベルで統合されています。
笑顔の人→表情筋が緩んでていい顔
むすっとしていたり、緊張している人→表情筋固まってる

このように表情は感情と密接に繋がっています。

心=情動が表情に現れます。

美人には抽象度の高さと情報量が必要ですが、美肌クリームはどちらもアップする技術になります。

■意識してほしいこと(意識に上がれば気功技術が動きだす)
表情筋は寝てもリラックスできません。
表面でリラックスしたと思っていても、奥底ではリラックスしていません。
思っている以上に顔が疲れています。

ゴールがあればスポットライトが当たる
スポットライトが当たれば意識に上る

①顔のリフトアップ
ビフォーアフター写真とる。
発火後、両手を顔にあて、リラックスして3分くらい熱を感じる。
吐く息で手のひらから熱がじわっと伝わる感覚をイメージする。
押しあげる必要はない。
目の視神経は後頭骨の方まで繋がってるのも意識する。目もパッチリする。
変化を確認する。

②額のしわ取り
マントラし熱感を感じたあと
後頭骨に両手をあてリラックスし2、3分
後頭部全体を熱い鉄板のようにする
確認。

③鼻高く
鼻は顔の表情を作り出す上で重要なポイント
人差し指を鼻筋にあて「鼻高」とマントラ。
頭の柱が頭を突き抜けて繋がっているのをイメージしながら2、3分ゆっくり呼吸する。

④腸内細菌常在菌の活性化
・アトピー
・花粉症
・シミ
・そばかす など
1週間ごとに写真撮り確認。

気の玉作る
腕の筋肉を使って、弾力を感じながらスイカくらいの大きさにする。
熱、重さ感じる。
自分のお腹の外側から腕の筋肉を使って背中の後ろまで到達するところをイメージして
反発を感じながら腸に入れ込む(腸はみぞおちからお尻の穴までつながっています)

1日何回やるかなどと考えず、思い立ったら何度も行っていきましょう。