【はじめに】

魂のHealingBookにも記載しましたが、陰と陽、光と闇などの二元性が存在します。

「陰陽を統合すると本来の自分と繋がれる」というのは宇宙の創造原理です。

私たちはポジティブ(陽)なことはとてもいいことだと盲信してしまう傾向がありますが、ポジティブだけでは足りません。

ネガティブ(陰)の存在を認め、許し、ネガティブとポジティブの2つを統合してこそ本来のパワーが発揮されます。

シャンパンタワーをイメージしてみてください。

一番上の1つのグラスが満タンに満たされてから、はじめて下の段のグラスに注がれていくように、一番上のグラス、つまり自分を整え満たすところからすべては始まります。

まずは自分。自分を整え、満たしていきましょう。

 

【意識について】

◆顕在意識(5%)
思考、意志などの自覚、コントロールできる意識

◆潜在意識・無意識(95%)
感情、なんだかよくわからないけれどそう感じる意識
自己承認をしていくことで繋がることができる
(自信、自尊心、自己効力間(エフィカシー)、自己許容力、自己肯定感)

◆集合意識
個人の意識が集まった領域、ゾーン
二極性(ネガティブ・ポジティブ、過去・未来など)を統合することで活用できる

 

【集合意識と繋がる】

①陰・陽の統合

自分(陰)と相手(陽)を客観視する(イメージ)
見えている世界を俯瞰することで、自分と相手や物などと統合することができ、気の密度が濃くなることで力が発揮できます。

 

②過去・未来の統合

「今ここがすべて」と唱える
過去の出来事を振り返っていたり、未来のことを想像しているときは、”今”に意識がない状態です。
今に意識を持ってくることにより、過去と未来を統合することができ、本来の力が発揮できるようになります。
(火事場の馬鹿力的な集合意識の力を常に使えるようになります)

 

③ネガティブ・ポジティブの統合

「全ては思ったとおりにしかならない」と唱える
ネガティブだと感じていた現実が変わります。
例)混雑している駅や、交差点で唱えると、人とぶつからなくなる など

 

【潜在意識と繋がる】

自分が認識できる顕在意識は、全体の5%しかありません。
小指が体の5%と言われていますが、顕在意識のみを使って生きているということは、小指のみで体を動かしているようなものです。

すごくもったいないことだと思いませんか?

そこで、潜在意識を活用し、95%の圧倒的な力を使いこなしていきたいのです。

そのためにまず、
「どんな自分であっても自分を受け入れて認めて許し、愛している」
というビリーフ(信念)が根底にあるかどうかを確認します。

入っていなかった場合は「脱洗脳」でしっかりと書き換えていきます。

 

【潜在意識の確認方法】

◆筋肉反射テスト(自分でやる方法)

(1)指切り
①利き手と反対の親指と中指の腹をくっつけ、一定の力を入れる
②利き手の人差し指を①の輪に入れ、下から上に切る

(2)指握り
①利き手の人差し指を反対の手で握り、一定の力を入れる
②人差し指を抜く

 

<必ず確認する3つのテーマ>
「わたしは自分を許し愛している」
「わたしは父を許し愛している」
「わたしは母を許し愛している」

 

【脱洗脳(自分の洗脳を解く場合)】

洗脳を外したいテーマをイメージし「脱洗脳」とマントラする。意識を脳に入れていき、光や色、物体などを探り、消していきます。

例)
「自分を許し愛していない根本原因を脱洗脳」
「〇〇アレルギーを脱洗脳」
3つのテーマについては必ず脱洗脳し、脱洗脳できたか確認をします。

 

【顕在意識の活用】
分散している自分のエネルギーは全て自分に戻ってくると意図します。
オーラが濃くなり、美しくなります。

 

【望み(ゴール)設定】

ゴールとは達成したいこと。つまり望みのことです。

現状維持では、自分のコンフォートゾーン(安全地帯)から抜け出すことができません。コンフォートゾーンから抜け出すためには、ゴール設定が必要不可欠です。

望みが明確になればなるほど、脳のRAS機能が働き、望みが叶うきっかけが目についたり、気が付きやすくなります。

また、量子力学的にも、望みの素粒子が動き出し、同じ周波数が集まり、形になり、勝手に向こうから舞い込んで来るようになります。

今の自分では叶いそうにない望み、現状とかけ離れている望みを設定することで、大きなエネルギーが生まれます。

また、すぐに叶いそうな望みを出していくことで、叶った喜びを感じられ、ビリーフが書き換えやすくなります。

そのため、小さな望みから大きな望みまで、自由にたくさんの望みを書き出していきましょう。

 

◆注意点

①特に大きな望みは家族や友人など身近な人には言わないことです。心配や思いやりから、望みを否定されることがよくあるためです。(ドリームキラー)

②望みを叶えようとするエネルギーが小さくなってしまうため、叶いそうになった望みはどんどん更新していきましょう。

 

〜ワーク〜

◆バランスホイール
人生を車輪に例えた場合、お金があっても体調不良、仕事が順調でも趣味の時間を取れない、自分は順調でも家族がそうでなかったら、、など、何かが良くても何かに問題があると、うまく回りません。

そこで様々なカテゴリから最低でも1つは望みを出していきます。

カテゴリの例)
仕事、家族、お金、健康、人間関係、精神的な健康、社会貢献(ボランティア)、趣味、老後、生涯学習など

その他、思いつくカテゴリの望みを自由に設定しましょう。

 

◆ビジョンボード
望みが叶った画像を集めて張り合わせていきます。
バランスホイール全方向のゴールも意識しながら、しっくり来る画像を選んでいきます。

(自分用として公開しなければ、著作権フリー画像以外も使えます)

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できれば毎日やりましょう
・臨場感を感じて味わう
・毎日声に出して読む
→声の周波数を使う

・書き足す
→新たな望みがでてきたら書き足していきます
また、叶いそうになったら、その先の望みを設定しなおします

※カテゴリ以外のちょっとした望みもどんどん書き出していきます

・抵抗感を感じる場合、叶わなそうと感じる場合は
→脱洗脳ではずします

 

【感情は感じきる】

一般的にネガティブ感情は良くないとされていますが、私たちにとって、ネガティブ感情とポジティブ感情はどちらも大事で大切な感情です。

ネガティブ感情にフタをしたり、目をそむけたり、我慢したり、ないがしろにしがちですが、そうではなく、一度ネガティブ感情に浸り、感じきることが重要です。ネガティブ感情は感じきると、自分に力(気)が戻ってきます。

また、見えないからといって、ネガティブ感情の自己犠牲をすることは、一見いい空気を作っているようですが、

実際は自分でも気が付かないうちに周りの人の気を下げてしまいます。

怒り、イライラ、悲しい、不安だ、心配だ、怖い、淋しいなどの感情を隠して、いい顔で振る舞ったとしても、周りの人に気(情報)が伝わってしまいます。(実際に相手のパワーが下がります)

人のためにと思って、自己犠牲をする行為は、反対に人の気を下げてしまっています。

自分の感情を大事にし、ご機嫌でいることが、周りの人にとっても、いい空間を提供していることに繋がります。

自分の感情を大切にし、「一旦感じきる」ことが重要です。

一旦感じきることで、気にならなくなりますが、それでも頭に浮かんでしまう場合は「イレイズ」をマントラして、サクッと消していきましょう。